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第92回日本整形外科学会学術総会の
開催にあたり

山下 敏彦

札幌医科大学医学部 整形外科学講座 教授
会長 山下 敏彦

第92回日本整形外科学会学術総会を2019年5月9日(木)から12日(日)まで、パシフィコ横浜(横浜市)で開催いたします。

本学術総会のメインテーマを『整形外科の元気は、日本の元気。』といたしました。
現代社会において、運動器診療を担う整形外科の重要性はますます大きなものとなっています。子どもの運動器の健全な発育、働き盛り世代における腰痛や関節痛の改善、さらには高齢者におけるロコモティブシンドロームの克服による健康寿命延伸など、様々な分野で日本人の健康すなわち元気の維持に整形外科が貢献しています。また、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、アスリートの障害予防や競技力向上にも整形外科の力が期待されています。このように、整形外科の元気(診療・研究の活性化と発展)が日本の元気(国民の健康と社会の活力増進)に寄与していることを広くアピールする学術総会としたいと考えます。「日本の元気」を象徴するキャラクターとして鉄腕アトム(Astro Boy)を起用しました。

また、サブテーマとして「異分野コミュニケーションからオープンイノベーションへ」を掲げました。オープンイノベーションとは、組織や領域の壁を越えて、様々な分野のアイデアやノウハウを結集して、革新的な成果を生み出すことです。整形外科の領域内にとどまらず、異なる科学分野とのコミュニケーションにより連携や協力が構築され、新たな発見・発明、そして現状を打破し未来へと向かうブレイクスルーが生み出されることを期待したいと思います。

本学術総会は、札幌から約850km離れた横浜市での開催となります。横浜は、1858年の開港以来、欧米の文明の窓口となり、文化の香りと進取の気風に溢れた街です。横浜開港から遅れること約10年、北海道開拓使が置かれた札幌もまた、開拓と進取の精神に溢れています。開拓使のシンボルは、北極星(ポラリス)でした。北極星は北の空高く輝き、開拓者たちを導いてきました。本学術総会のシンボルマークも北極星をアレンジし、その中にパシフィコ横浜のシルエットが描かれています。われわれの現在地を再確認し、未来へと向かう目印としたいという思いを込めました。

会場の随所や休憩コーナー、懇親会の場には、札幌らしさ、北海道らしさを感じられるよう工夫を凝らしましたので、お楽しみいただければ幸いです。多くの皆様のご参加をお待ちしております。


山崎 正志

公益社団法人 日本整形外科学会
理事長 山崎 正志

第92回日本整形外科学会学術総会が、札幌医科大学の山下敏彦教授を会長として、2019年5月9日から12日の予定で、横浜市で開催されます。

日本整形外科学会は、1926年(大正15年)に創立されました。そして、同年に第1回の総会が開催されています。90年余りの時を経て、創立時に118名であった会員数は、現在では2万5千名に迫ろうとしています。まさしく、世界でも有数の規模の運動器関連の学会へと発展したと言っても過言ではございません。

創立以降、毎年開催されている学術総会は、学会員の研究成果の発表や討議を通じて整形外科学の発展に寄与してまいりました。そして、会員相互の有意義な交流の場としても大きな役割を果たしてまいりました。創立から今日に至るまで、常に新しい知識や技術を取り入れ、社会のニーズに応えようと努力を積み重ね、整形外科学の発展に多大な貢献をされてこられた諸先輩方に、心からの敬意と感謝を申し上げる次第です。

山下敏彦会長は、第92回学術総会のテーマを「整形外科の元気は、日本の元気。~異分野コミュニケーションからオープンイノベーションへ~」と定められました。整形外科学全般にわたっての素晴らしい業績を、本邦のみならず世界へ向けて発信し続けてこられた山下会長ならび札幌医科大学整形外科学教室が担当される学会にふさわしい、すばらしいテーマであると思います。

本邦は今、世界でも類を見ない少子高齢化のただ中にあります。日本型少子高齢社会と称される所以です。本邦の医療を取り巻く環境も、楽観的なものではございません。財源やマンパワーが限られる中で、わたくしどもは超高齢社会の医療に、時期を逸することなく適切に対応して行く必要がございます。このような超高齢社会の本邦におきましては、健康寿命を延ばすことが重要な課題であり、そのためには運動器の健康が何よりも大切です。日整会といたしましては、日本臨床整形外科学会、整形外科勤務医会の先生方と力を合わせて、ロコモティブシンドローム・運動器症候群の予防および治療に、現在、全力で取り組んでいるところでございます。その意味で、わたくしどもには、今、「整形外科の元気は、日本の元気。」という精神が求められています。

このテーマのもとに、山下敏彦会長を先頭として、札幌医科大学整形外科学教室の諸先生、日整会学術集会運営委員会などの関係各位の尽力により準備が進められています。開催地である横浜の街は、幕末に国際貿易港として開港して以降、西洋をはじめとするさまざまな文化や人を取り込みながら発展してまいりました。大都市でありながらも、開港当初の名残を留めた日本有数の観光地でもあります。多くの皆様の参加を期待しております。

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